Fedora10[EP11] ext4その1 物理領域と論理領域

HDD領域の領域を割り当てる。その前準備。
忘れた時に見直す“φ(・_.) メモッ!
(私の頭の中の解釈なので言葉を簡略化するときにウソを付いてる可能性が高いですw)
ServerWorldさんを参考にさせていただきました(^^)
http://www.server-world.info/query?os=Fedora_10&p=lvm&f=1
領域と一言で言っても何階層もあるので簡単に解釈しよう!^^;
物理領域と論理領域の違い。
●物理領域とはHDDそのものの事だと思ってください。それをいくつにぶつ切りにするかっていう事です。
FedoraというかLinuxは基本的にboot領域と論理領域(LVM:ロジカルボリューム?解説書によって変わります^^;)
boot領域は基本的にHDDのシリンダ(物理的輪)の最初に配置されます。
その後ろがOSなどが入る物理領域となります。
HDD(例:物理領域が二つある場合)
■■■■|■■■■■■■■■|■■■■■■■■■|□□□□□□
■boot■|■物理領域1■■■|■■物理領域2■■|□空き領域□
■■■■|■■■■■■■■■|■■■■■■■■■|□□□□□□
IDEは/dev/hda、SATA2は/dev/sdaでアクセスできる場合が多いです。(インストール時に変更可?)
・物理領域の管理はFDISKを使います。
HDDの物理情報を見てみましょう。(mでヘルプ)
#fdisk /dev/sda
コマンド (m でヘルプ): p
Disk /dev/sda: 500.1 GB, 500106780160 bytes
160 heads, 6 sectors/track, 1017469 cylinders
Units = シリンダ数 of 960 * 512 = 491520 bytes
Disk identifier: 0x85ff85ff
デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1 * 1 427 204957 83 Linux
/dev/sda2 428 1017469 488180160 8e Linux LVM
と表示され、物理領域に空きはありません。
インストール時のフォーマット設定で変更してなければ、boot領域以外のすべての空き領域を論理ボリュームで使う為にすでに割り当てられていると思います。
●論理領域
割り当てられた物理領域の中をぶつ切りまたは一つにまとめたもの。それぞれをパーティション(仕切られた領域)などとも呼ぶと。それぞれのパーティションには物理アドレスはあるわけですがそのあたりはOSが勝手にやってくれます^^;
物理領域1HDD(例:物理領域が二つある場合)
■■■■■■■■■■■|■■■■■■■■■■■|□□□□□□
■パーティション1■■|■パーティション2■■|□空き領域□
■■■■■■■■■■■|■■■■■■■■■■■|□□□□□□
・領域の管理を階層化する事で、他の領域への影響をかなり減らしてくれます。ミスしたときの影響が及ぶのをかなり防げます。
・物理領域単位にフォーマットが違っていたりすると容量を変更したと気にかなり面倒な事になりますが、ユーザーデータ用にパーティションを切って空き領域が残っていれば、データの信頼性を増す為にRAIDなどを入れる事も比較的容易です。
次回は実際のコマンド作業していきます。

Fedora10
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