1セクタ調子悪いからって3TBのHDD捨てるのはもったいないよね？
基本：ここでいうHDDのセクタエラーの修復は、データの復旧ではなく、HDD利用上問題がないようにエラーセクタの代替え処理することです。
注意喚起されてます！(;^_^A
◆エラーの挙動が不安定なHDDは危険です。再利用には向きません。
スキャン(チェックディスク)すら完走できないHDD。
こんな状態でも使えてしまうのがWindows10のいところでもあり悪いところでもあります(;^_^A ｱｾｱｾ･･･
※リムーバルHDDケースのコネクタが割れて、接続端子が曲がっていたせいでしたが、HDDがお亡くなりになったことは事故とは言えない不注意でした(´・ω・｀)
◆エラーの状況を判断する
普通に使っていてやたらアクセスが遅いとか、エラーチェック(チェックディスク)したらエラー修復したことがあるとか、CrystalDiskInfoで注意が出てるとかそんな状況になったら思いつくことを並べてみよう。
・内臓HDDを素手で触ったことがある(静電気など)
・リムーバブルケースを使っている(SATAコネクタは抜き差し1000回持たないといわれています)
・HDDを落としたことがある
・PC使用中に電源を落とした(落ちた)ことがある
・窒息(通気が良くない)ケース＆いつも高温である
・２，３年使っていない(磁気劣化があるので使い込んだHDDは5年持たず読み取りエラーが出始めます。)
・HDDの温度を気にしたことがない(最近のチェッカーは55度超えるといろいろ安全装置が働くようである)
・磁気は高温になると消えるので、HDDみたいな繊細なものは特に慎重にならないといけません
・ツールを使って診断する→マニュアル読みましょう。サポートに相談を。
◆利用方法を考える
何かしら不安なことがあったら保存用HDDにはしておきたくないものです。
ここのおっさんの使い方は、過去のDMMダウンロードエロ資産は数十台のHDDを占拠しています’`,､(´▽`) ‘`,､
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10年前は１本１時間SD画質で2GBあれば十分だったのに、3～４時間物も増えてHDとなると10GBとかスマホだけの人からしたら、馬鹿じゃね？って思うようなダウンロードが普通です。
こういう例なら、まぁ壊れてたら再ダウンロード！ってことで利用上問題はないっす。ﾍ(ﾟ∀ﾟﾍ)ｱﾋｬ
・消えても構わないデータの保存先っていうのがベスト
・保管用HDDから普段使い用HDDにコピーして使うとか…
無駄に長時間のゲームのプレイ動画とか、膨大なエンコードテストの書き出し先とか、見て捨てTVに使ってたりするんですけど、思いつかない人はデータの上書き完全消去を行って文鎮とか金属回収に出す感じで。
◆修復方法を検討する
１．一般家庭で素人ができることはノーマルフォーマットだけです’`,､(´▽`) ‘`,､
数分で終わるクイックフォーマットじゃありませんよ。
SATA600接続で3TBの7200rpmのHDDフォーマットすると5～8時間。
SATA300接続で3TBの5400rpmのHDDフォーマットすると10～14時間。
ひどく時間がかかった(^◇^;
「代替処理保留中セクタ」は次にそのセクタに書き込みがあった場合に代替えセクタ登録の処理を行ってくれるようです。
セクタエラー状況が「読み取りにくい(読み取れるが時間がかかる：リトライ発生)」から「アクセスできない」までいろいろあって、原因も状況もほぼみんな違うため一概に言えないので、検証を行ってたりその手の仕事をしている開設サイトを見るのもありかも。
２．読み取り検査＆不良セクタ周辺は使わないパーティション設定をする
利用できる容量は減るものの一部不良の場合は、安全な回避策。
ハードディスク番長：「不良セクタがあるハードディスクを再生（再利用）する」
・2.55では3TBHDDは位置特定は無理ですね…
マイナス表示出てました
・HD Tune を使った破損バイト位置を調べ、破損個所を回避して安全な部分のみ使う方法が紹介されています。
・HD Tune の無料版は2.55までで、2TB？以上のドライブやWindows10は対応していません。HD Tune Proを使いましょう。試用期間は無料で使えます。
HD Tune Download
３．「HDAT2」汎用ハードディスク診断ツールを使った修復チャレンジ
HDDにリード＆ベリファイのトライをするもの。
物理破損型の不良セクタではない場合に有効。
「HDAT2」の使い方-汎用ハードディスク診断ツール
ノーマルフォーマットを行っても「代替処理保留中セクタ」が消えない場合に頼りになる存在。
64bit環境では使えません･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･
CDに焼いたけど起動に使えるUSBドライブがなかった^^;
うちの環境ではハードルが高いのでパス。
４.FromHDDtoSSDを使った修復(OSへの代替え喚起処理)
物理破損型の不良セクタではない場合に有効。
国産ドライブメンテナンス FromHDDtoSSD：不良セクタレストレーション
・インストールしないと環境保存ができません。
・非常に多機能です。
・複数ドライブの並列チェックができます。
・不良セクタレストレーションは「完全スキャン＋」なので非常に時間がかかります。
・ノーマルフォーマットの数倍の時間がかかります。丸1日ベンチマークで書き込みしてるようなレベルです^^;
どの処理を行うにしてもHDDにものすごい負荷と時間がかかりますので、排熱＆空冷など強化を行って快適してあげましょう。
◆注意：エラーチェックをすると不良セクタが拡散する場合がある！
「古い使い込んだHDD」や「物理破損型のプラッタエラー＆電源断などでヘッドが接触したHDD」はフリーツールのチェックでさらに劣化(エラー増加)が進む(^◇^;
安全機構が付いていても、物理的なエラーには対処できないのが機械というもの、人間と違ってかすり傷をほっといても治りません。
エラーの状況が増えてきたとか、そんな気がしたら素直にあきらめましょう。
繰り返しチェックをするとエラーが増えるんですよ^^;
エラーHDDもいっぱいあるんでいろいろテストしてみます！ドーン！
使っているPC4台とSKYTOWERを除いて、余ってるHDDをテーブルに並べてみたら、積みきれなかった(;^_^A ｱｾｱｾ･･･
SASIはさすがに使えるハードがないんですが、SCSI-2とかうちではまだ現役(爆笑)
IBMの1998年製造のハンガリー製ですよ！レアレア(笑)4.5GBしかありませんけど。
自諾サーバー時代のTOSHIBA 7200rpm 2TBが一番多い。
うちの問題児。
書き込みアクセス中にデバイスの再登録が起きると一発でHDD情報が狂うという爆弾機器です。
HDD10台搭載できます。各HDDから少しずつデータをより分けるザッピング的な仕分けするときに便利です。
書き込みは危険です。我が家では読み出し専用(^◇^;
この子。うるさいんです。
冷却弱いですガ━━（ﾟДﾟ;）━━ン！
おまけ。データ復旧のツール。
間違った削除ファイルの復旧に使おうとしたら、「GoogleBar入れちゃうやつだよ」って駆除警告が来た^^;
Windows7くらいまでは結構な確率で復旧できたんですけどね。Windows10になってNTFSバージョンが変わってからはちょっと厳しい。１GB超えると極端に抽出率が落ちる。それでも、無料ソフトの中では抜群の性能。インストールしてあって削除後すぐ使えば結構使える。
