ATOM鯖-10:fedora8-初めてのパーティションの分割!

「DNSサーバーがネットに浸透する間になにかしよう。」
・・・これがすべての間違いの発端。
数時間DNS鯖を止めてしまった^^;
レジストらの方がこの間に作業をしていたら申し訳ないとしか言いようが無いです(^◇^;
まず何をしたかといえば、、、
250GBのHDDを20GBのBOOT・ROOT(/)に割り当てて、SWAPに2GB(メモリと同量:64MBあれば十分みたいですけどおまじない)、残りの200GB以上をHOME(/home)に割り当ててありました。
この/homeに割り当ててあった論理ボリューム(LV)をアンマウントして各種目的に分割、そして再マウントの作業を行いました。
fedora8にはVLM2が既にインストールされていたのでそのコマンドを使って作業を行いました。
Windowsでは利用目的が変わる度によくやってた作業なんですが・・
(よくやる方がおかしいわけですが・・・^^;)
GUIでできないという事もあって悪戦苦闘。
まさにご利用は計画的にって感じで、普通の鯖管ならそんなことはほとんどしないんだろうなぁと。
/homeに割り当てた/dev/VolGroup00/LogVol02をumount。
まずは状況把握から。
#df
/dev/mapper/VolGroup00-LogVol00
20314748 2938464 16327708 16% /
/dev/sda1 194442 19010 165393 11% /boot
tmpfs 1033404 12 1033392 1% /dev/shm
# vgscan
Reading all physical volumes. This may take a while…
Found volume group “VolGroup00” using metadata type lvm2
# vgdisplay VolGroup00
— Volume group —
VG Name VolGroup00

Format lvm2

VG Size 232.69 GB
PE Size 32.00 MB
Total PE 7446
Alloc PE / Size (PE割り当て数) /(割り当て容量) GB
Free PE / Size (PE未使用数) / (未使用容量)
#fuser /dev/VolGroup00/LogVol02
現在利用ユーザーを調べます(umountしてあれば誰も使っていないはず)
現在/dev/VolGroup00/LogVol02は200GBあるので容量を変更します
#lvreduce -L 102400 /dev/VolGroup00/LogVol02
(分割(スプリット)コマンドもあるんですけど今回は複数あるので)
・lvreduce :容量縮小コマンド
・-L 102400 ::-LはMB指定-lはPEの個数で指定(現在1PE=32MB)
・/dev/VolGroup00/LogVol02 :変更する論理ボリューム
※基本的にvg~はボリュームグループ操作、lv~は論理ボリューム操作です
論理ボリューム情報を見る
#lvdisplay /dev/VolGroup00/LogVol02
— Logical volume —
LV Name /dev/VolGroup00/LogVol02
VG Name VolGroup00
LV UUID ~
LV Write Access read/write
LV Status available
# open 1
LV Size 100.00 GB
Current LE 3200
Segments 1
Allocation inherit
Read ahead sectors 0
Block device 253:1
割り当てサイズは100GBになってるのでOK!
(このボリュームの物理割り当て情報を変更しただけで、論理ボリューム情報を変更していない状態です。物理サイズ100GB・論理サイズ200GBとなってます)
/homeに取り合えず戻してみた。
#mount /dev/VolGroup00/LogVol02 /home
エラーもないのでfstabを変更(次回起動時に有効)。

ここで再フォーマットをしなかった!

(それに気づいたのは数十分後の再起動した後、エラーで起動しなくて・・・)
そんなミスも気づかずに、容量が変更できたことで喜んでサクサクと次の作業に進んだのでありました^^;
空き領域を50GBずつ
# lvcreate -L 51200 -n LogVol03 VolGroup00
# lvcreate -L 51200 -n LogVol04 VolGroup00
残りを算出
#vgdisplay
ここでFREE PE/SIZEをみて344PEあるのでそのまま設定
# lvcreate -l 344 -n LogVol05 VolGroup00
(PE数で指定するので大文字の[L]ではなく小文字[l]で)
割り当てた領域をフォーマット
# mkfs -t ext3 /dev/VolGroup00/LogVol03
# mkfs -t ext3 /dev/VolGroup00/LogVol04
# mkfs -t ext3 /dev/VolGroup00/LogVol05
この時なぜLogVol02をフォーマットしなかったかといえば、、、
・リサイズなので後ろを詰めるだけで中身の情報が残ると思った!
・データはコピーしてあるけど残ったらいいな的データだった!
それを忘れて再起動してなぜLogVol02だけエラーなんだ!と悩んでしまった
マウントしてみた
/usr/_htmlを作成。
#mount -t ext3 /dev/VolGroup00/LogVol03 /usr/_html
fstabに追加。次回起動時に自動的にマウント。
/dev/VolGroup00/LogVol03 /usr/_html ext3 defaults 1 1
他の領域も同じように繰り返し作業。
そして再起動!・・・
ボリュームのエラー fschk(ex.-a -p)してください見たいなぁ~^^;
このまま続ける?root pass入れて作業?見たいなメッセージ。
レジストラにDNSサーバーの設定依頼出したあとだったので冷や汗たらたら
取り合えずルートパス入れる。修復モードでコマンドプロンプトが出た!
・ルート(/)はマウントされているので各種コマンドやファイルは生きているので一安心。
・ボリュームがマンウトできなくてエラーだしているんだからfstabをいじろう!(→ReadOnlyで書き込みできない^^;nanoもviも強制上書きできず^^;)
・fschk コマンドをかたっぱしから試す(→手動で直せとエラーが^^;)
・ばたばたと何度か再起動(mount/umountコマンドやらなにやら)
・物理容量と論理容量が違っているみたいなエラー
・経験的に一番使いたくないコマンドを打つ (→フォーマット)
# mkfs -t ext3 /dev/VolGroup00/LogVol02
問題解決してしまえば大したことは無いんだけど^^;
再起動して無事解決。