[2020.10.09] 11kb病解決!古いドライバにはセキュリティーホールがあるけど…NVEncCが2020.9.17以降新ドライバで映像出力しない場合がある件 その2

Amatsukaze

・・・周りが静かなので、たぶんおま環です。

何となく当たりはついていたので、セキュリティーホールふさぎついでにいろいろ試してみた。
CUDAの仕様が変わってるとビルドの面倒な天津風の細かいいろいろを用意しないといけないで避けたいと思いつつ(笑)

■ 2020.9.17 RTX3080リリース時に公開されたドライバ以降は全部こけてます

こけるドライバ:
2020.09.17 456.38-desktop-win10-64bit-international-nsd-dch-whql.exe
2020.10.07 456.71-desktop-win10-64bit-international-dch-whql.exe

こけないときのドライバ(8月公開版のSD)
452.06-desktop-win10-64bit-international-nsd-dch-whql.exe

■ 結論から 「 –vpp-knn 」がうまくいかない

ネタが終わった(笑)

解説しよう!?

Amatsukaze でこんなオプションでテストしてみた。
ぼかし入れてるんでフィルムグレインはある程度消えます。でもフィルムの傷は残る程度のフィルタ。

–codec hevc –bframes 4 –dar 16:9 –profile main10 –output-depth 10 –bref-mode each –ref 16 –aq –aq-temporal –aq-strength 0 –vpp-knn –vpp-edgelevel strength=3.0,threshold=16.0,black=0,white=0 –gop-len 240 –lookahead 32 –vbrhq 0 –vbr-quality 28
■ 11kbps病発症(勝手につけただけ^^;)


再生するとこんな感じ…

音声だけで中身が無い感じ?(^◇^;

■ コマンドラインで試す

ソース LoastArk FHD 60fps 16分 16GB
こてこてのフィルタをもって見た目にはちょっとシャープ掛けすぎなんじゃねっていうオプ[デフォルト値も書き出してます]

D:\NVEncC_5.15_x64\NVEncC64.exe –codec hevc –profile main10 –output-depth 10 –bref-mode each –ref 16 –avhw –input-analyze 16 –aq –aq-temporal –aq-strength 0 –vbrhq 0 –vbr-quality 28 –lookahead 32 –gop-len 240 –bframes 4 –vpp-unsharp radius=3,weight=0.5,threshold=10 –audio-copy -i “%~1” -o “d:\%~n1.mp4″ 2>”d:\%~n1.log”



まぁ普通に動いてますわね…当たり前か(^◇^;

エラーが出ているときのログがこんな感じ^^;
11KBの文字が…(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク


動いてるものと動いてないものを比較して、「–vpp-knn」「–vpp-edgelevel」あたりだろうと予想はできるわけです
(;^_^A アセアセ・・・

後は一つずつ外して短いものをエンコードして正常に画像が出れば最後に外したものが原因というわけです。

–vpp-knn を外すと通る
こればっかりは代替えが利かないというか、コマンドラインでアニメ処理するときに必要なんですよねぇ…

そんなこんなで他のオプションは調べてないので、目についた物だけですが、とりあえず回避策という事で他のフィルタ使うかドライバ戻しましょう(^◇^;

特権昇格のセキュリティーホールがあるドライバをネットにつなぐなんて無理だわ
小心者は怖いのです・゚・(ノД`)・゚・