よっしゃ終り!とテスト時間を持て余して、れていたりすることってよくあるよね…
「MPGEnc Video Mastering Works 7」と「Amatsukazeで似た品質に収めたい時の対応表を作っておいた。
あくまでも似た範囲のSSIMでしかないので、フィルタ次第でごっそり変わる。
プリセットとパフォーマンスのオプションについては前に書いた通り。あ、TVMW7が7になってるので変わっているかも。
グラフも変な曲線を描いているので、サンプルが少ないのか、設定を間違ったか、内部で何か起きている可能性も^^;
「x265のプリセット(Preset)と「TMPGEnc Video Mastering Works 6」のパフォーマンス設定のオプションを並べて一覧にして比較してみたの図。品質とcrfの対応表もつけた“φ(・_.) メモッ!」
http://nln.jp/wp/archives/3790
VP9ロスレスが首をかしげる結果だったので比較は省略。
※デコーダーにCUDA(NVDec)を使っているので、SSIM値は少し低めです。
◆ 「MPGEnc Video Mastering Works 7」でSSIMを計算してみた。
H.264。基本っすね。
インタレ性能が極めて高いのはソースがインタレなので。
「MPGEnc Video Mastering Works 7」では。
ビットレート下げるとSSIM値は頭打ち。一定以上のビットレートを保ちませう。
できればNTSC(MPEG2-TS)なら25%以上のレートを。
H.265。圧縮率50%を境に低ビットレートではh.264規格を圧倒する感じ。
hevcの注意点は、最新のQSVではないので参考程度に。
「MPGEnc Video Mastering Works 7」ではこんな感じ。
HW支援エンコード。
「MPGEnc Video Mastering Works 7」でもソフトエンコードはいい数値が出てますね。
フィルタが搭載品で賄える分にはそれほど速度が落ちずにいけるかと。
Aviutlの更新が止まっていることもあり、外部フィルタの互換性が徐々に落ちてきている気がします。仕様通りというか、4kソースや10bit渡しなどのフィルタをかましたAviutlの保存を読み込ませようとすると・・・私の手に負えないですw
MPEG2-TS以外の汎用としてはうちでは安定のツールなので、Amatsukazeと合わせて便利に使い倒してます。
★Bフレームのありなし云々の前に、同じhevcのBフレなし(平均ビットレート3Mbps前後)でGTX970と比較するとそれだけでもはっきりわかるくらい細部の画質が良くなっている。
単純にBフレありなしだけでTuring世代を見るともったいないかもね!買ったからプラシーボ効果爆発してる可能性ありますが!
h.264の暗部ゴーストがぎりぎり消えるくらいのレートだと、暗部ブロックのバタつきや暗部グラデーションがきれいにかかるのはおっさんの老眼でも見える。
・GTX9xx世代から乗り換えはお勧め。それなりに速くなっているし、最悪Bフレームの恩恵もあるヽ(*^。^*)ノ
・GTX10xx世代は財布と相談で。Bフレームの恩恵はあるとはいえ、速度は少し早い程度だし。x265でBフレありなしを試してみれば購入の判断はできるかと。毎世代購入してるとコスパ悪いですよ。
ましてや、H.264でインタレ保持して高ビットレート!という人は別に今のままでいいんじゃ?w
Turing世代はインタレHWエンコできません。
◆ 「MPGEnc Video Mastering Works 7(※)」と「Amatsukaze」で出したSSIM値を比較。
※デコーダーにCUDA(NVDec)を使っているので、SSIM値は少し低めです。
Yadif30の結果を重ねてみた。
25%ラインと50%ラインではファイルサイズ(ビットレート)がほぼ倍です。
ちょっと妥協すれば、どのエンコーダーでもファイルサイズか画質を整えることもできるという感じ。
あとは妥協と選択か(^◇^;
◇ データ。TVMW7では詳細ログ残すのが大変なので歯抜けですが。
あとは品質100の時のSSIM値があるくらいですね。VP9はよくわからないので参考値で。