(2019.03.11 修正)RTX2060買ってやる気満々の(ハイになってる)うちに、いろいろエンコードテストしてみた数値メモ。低ビットレートSSIM考察(実写)

※MPEG2-TSに圧縮されている放送波のデータを利用したエンコードのお話です。
リミテッドレンジで圧縮されているのでフルレンジのデータよりもいい数字が出ている気がします。
微妙なエンコーダーの差が出にくいと言い換えた方がいいでしょうか…そんな感じのソースが前提です。
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みなさ~ん!エンコード楽しんでますか~(^◇^;
金にならないことで一生懸命になれるって幸せなんだろうな…
人生で一番エクセル勉強したよ!w

ここのおっさんは、重い処理は使わんので、スルーします。
それでも、Mediumはやっとかんと怒られるな^^;

最近機材の重い処理はrigaya氏がまとめていますのでそちらを参考に。

rigayaの日記兼メモ帳 – 画質比較 2018.11 (実写版)
https://rigaya34589.blog.fc2.com/blog-entry-1070.html

低ビットレートSSIM考察(実写)
Amatsukazeにお世話になりっぱなし。
ほかのツールじゃやる気も起きなかったと思うのが現実。

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速度とSSIMとファイルサイズを比較してみる

[x264] presetのパラメータ一覧
http://anaguma.exp.jp/archives/56

・preset 5 medium(def)
・preset 2 veryfast

crf28~18で計測。

Preset Options
https://x265.readthedocs.io/en/default/presets.html

・preset 5 medium(def)
・preset 2 veryfast

・preset 2 veryfast 10bit

QSV(Skylake – i7-6700/HD530)

・H.264/AVC(avc1)
・H.265/HEVC(hvc1)

NVEncC(NVIDIA RTX2060)

・H.264/AVC(avc1)
・H.265/HEVC(hvc1)
・H.265/HEVC(hvc1) 10bit
・H.265/HEVC(hvc1) B flames
・H.265/HEVC(hvc1) B flames 10bit

「12セットか…crf違いで11種。132本エンコード!ヽ(*^。^*)ノ
まじかーきついなーw 草生えるわ~’`,、(´▽`) ‘`,、」

と始める頃には笑っていたのにね…地獄ですわ。

やっぱ rigaya氏 すげーわ。真似できね~’`,、(´▽`) ‘`,、
一連のSSIM関連の作業、無かったことにしていいですか?w

それはさておき、EXCELで25年以上表を作ったことないんですが、使えますでしょうか?^^;

ソースデータ。
※放送波のTSなんでかなり劣化したデータをもとにしています。音声はデュアルステレオなので140kb/s x2本。

Complete name : D:\ts\ssim_org_1800f_10min_1440x1080_29.97fps.ts
Format : MPEG-TS
File size : 557 MiB
Duration : 10 min 0 s
Overall bit rate mode : Variable
Overall bit rate : 7 777 kb/s
Maximum Overall bit rate : 22.1 Mb/s

Video
Format : MPEG Video
Format version : Version 2
Format profile : Main@High
Format settings, GOP : Variable
Duration : 10 min 0 s
Bit rate mode : Variable
Maximum bit rate : 20.0 Mb/s
Width : 1 440 pixels
Height : 1 080 pixels
Display aspect ratio : 16:9
Frame rate : 29.970 (30000/1001) FPS
Standard : Component
Color space : YUV
Chroma subsampling : 4:2:0
Bit depth : 8 bits
Scan type : Interlaced
Scan order : Top Field First
Compression mode : Lossy
Time code of first frame : 00:00:00:00
Time code source : Group of pictures header
Color primaries : BT.709
Transfer characteristics : BT.709
Matrix coefficients : BT.709

◆前回の寝ぼけてアップしたデータを差し替えしました^^;

誤植修正とビットレートの比較で音楽データを抜いたデータを作成。
表の見た目調整用追加エンコードデータ追加。などなど。
徹夜時や寝起きで作業するものじゃない(^◇^;

同じこと書いてたらごめん的な空気をカレーのにほいに乗せて漂わせつつ・・・
10データぬいたとはいえ、結構な物量。
思い付きで始めた10分の動画とはいえ、300回を超えるエンコードにうんざりしながらも、どこでやめようかっていう泥沼状態。
次比較するときはもっとスマートにできるんじゃないかな(^◇^;
次あるのか?生きてるのか俺?’`,、(´▽`) ‘`,、

※10bitエンコードデータはフィルタ環境が違っていたため(気が向いたら)全部やり直します。

◆修正版の表
・x264

・x265

・nvidia

・qsv

◆とある3月のエンコード時の環境

RTX2060の設定を煮詰めるためにいろいろテストしている一環です。

◆修正版のグラフ(実写ドキュメント:人物中心、風景少ない)
・全体

・h264

・h265

・hw-encode

◆crfとかicqとかvbr的な個人的なメモ。
・全体

・h264

・h265

・hw-encode

◆総評とかいらんよね。
うちのサイトじゃ自己判断できる大人しか来ないので、これといった評価も総論も必要ないかと。

ぶっちゃけ似たり寄ったりw
低ビットレートの世界は狭い(^◇^;
好きなエンコーダーで好きなフィルタかけて好きな品質でOKですな’`,、(´▽`) ‘`,、
(この時代のqsvのH.265/hevcは追加されただけで未熟なので責めないであげて^^;)


[現状確認メモ]

目視だけでもそれなりに似た範囲に落ち着くもんだなぁと、関心関心(爆笑)
コマンドライン見てるといやでも、「32」「28」「23」「18」を意識してしまうんで、勝手に切れがいい数字と思って使ってます。これぞオカルト=精神安定剤。

SSIMのもっと下の方で悶えているかと思ったら思ったよりも上にいたので、麿は満足です。
速度に関しては、エクセルやフォトショップ、Youtubeを利用してたりしたので、それなりにばらついていると思いますが、参考程度にってことで。
(エンコード速度のみでコンテナ格納の時間などは入っていません。そういうログが出せるあたり、Amatsukaze様様です)

50%超えてるとでかいなぁと思ってしまう性格なので、、、
25%より小さいと、もうちょっと画質に甘えてもいいかなとか。

hwエンコードでもパラメータちゃんと設定すればQSV-h264でも結構いけることもわかったし!
放送波は頭と足を切り落とした、リミテッドレンジ(圧縮レンジとか、限定レンジとかいわえてるやつ:カラー値範囲が16-235)なので、むちゃなフィルタかまさなければ、ハンディカムのデータに比べるとSSIMは高くなる傾向があると勝手に予想はできる。

10bitテストのことは忘れて今日は熟睡…おっさんトイレ近いから無理ぽ・゚・(ノД`)・゚・