(2019.03.14)[続]RTX2060買ってやる気満々の(ハイになってる)うちに、いろいろエンコードテストしてみた数値メモ。10bitってなんなん?(実写)

「フィルタかけてるのにソースと比較してるのはどうかと思います」という、ありがたいメッセージをいただいたので。私もそう思います
※おっさんがAmatsukazeを使いこなせていないんで、偏った変な結果出たが出てるかと…(・・ゞポリポリ

箸休めというか、個人的にこの比較は間違ってるんじゃないかなと思いつつ、順に処理しているデータパターン。
「Bパターン:オリジナルソースと10bitエンコード。Filter: Yadis30fps/60fpsタイミング, 時間軸安定化, バンディング低減。」
フィルタかけているんで、オリジナルと比較したらSSIMは低くなって当たり前なので、SSIMで見るのもかわいそうなんですが、フィルタかけたらオリジナルからかけ離れていくんだよっていう話

12スロットに減らされた、NTSCのMPEG-TSソースの話なんで、元データの時点で結構ブロックノイズがあったりするので、フィルタをかけるとSSIMの値が悪くなるものの、映像的にはきれいになっています。
ハンディカムやフルレンジの動画をもとにしたエンコードとは趣旨も結果も違う方向向いていますので、同じ物差しで比較し内容が恥をかかないと思いますので、その点ご理解いただきたいと思いまする。
ぱっと見、10bitエンコードより8bitエンコードの方がよく見えますが、オリジナルソースと比較したものなので、フィルタをかけたデータをより忠実に残しているのは10bitの方だと思います。
(今エンコードしている、Cパターンの比較では10bitの方がよいデータが見受けられます)

そのうち「パターンC」でlosslessのデータと比較したSSIMのデータ取りますので、エンコーダーの比較はそっちを参考にしていただければ正しい評価になると思います。


これまでのグラフ。


losslessのデータ。SSIMが一致しなかったので複数取ってみました。


うちの環境で、フィルタかけてそこそこいい値が出たオプションのデータだけ抽出。
オリジナルソース(TS)と比較。元ソースが8kbpsありませんので、SSIMの値がよければいいという話ではありません。左上にあるのがいいデータということです。
フィルタ後の生データと比較しているわけではないので注意!


ハードウェアエンコードのみ全部重ねると…(^◇^;


各ハードのコーデック毎の良いデータを抽出。
ほぼ同じNVENCの[hevc] [hevc -u quality]は品質プリセットでqualityを選択しています。実サイズを超えるとデフォルトの方が上ですが、放送波を実サイズよりエンコードすることが想像できないので^^;。


NVENCのみ。


NVENC hevc 10bitエンコード。(拡大)


NVENC 10bitエンコード。


QSV 8bitのみ。比較用。
hevcや10bitは遅くてSSIM値も悪いので、うちの環境では保存用には使わないと判断しました


ソフトウェアエンコード。


ソフトウェアのいい値のオプションデータを抽出。
何度も言いますが、10bitはオリジナル再現としてはSSIMの値が低いですが、フィルタ後の生データと比較するといい値が出ています。(8bitを超えて逆転します)
速度やフィルタなど環境(再生ターゲット含む)が許すなら10bitエンコードもありですね!

忘れぽいおっさんのメモ。エンコードグラフ Bパターン。「ソースと比較。フィルタをかけたらどうなる?」編。
投稿するころには、自分に向かって書いていたのか初心者が見てもいいように書いていたのかごちゃごちゃになっているのはいつものこと。
文才は私にはありませんヽ(*^。^*)ノ